10 Best Restaurants I Ate in 2019

2019年もいろんな縁が重なって世界中で沢山の美味いものを食べることが出来ました。本当にありがたい限りです。2019年に出会った美味い料理のお店を10軒+α紹介します。

Neolokal, istanbul

真っ先に取り上げたいのはWorld50Restaurants.comで110位に選ばれているイスタンブルのファインダイニングNeolokal。シェフのマクスットは3月にFOODEXとトルコ大使官邸パーティーのために初来日し、共通の友人を通じて知り合った。彼の店Neolokalは現在再開発真っ最中のカラキョイ〜ガラタ地区にあり、広いテラスからはマルマラ海と旧市街が一望出来る好ロケーション。そして何より、アナトリアの家庭料理をベースにしながら、モラキュラー料理まで取り入れた彼の料理、どれも素晴らしかった。今後はイスタンブルを訪れる度に再訪しよう!

Mürver, istanbul

マクスットと一緒にFOODEXのため初来日した、もう一人のシェフ、ユルマズの店、Murverも薪火料理をメインにしたファインダイニング。場所はやはり再開発中のカラキョイの埠頭。沢山のメゼがテーブルに並ぶのは圧巻。そして柔らかく下処理したタコの炭火焼きも最高! ここもイスタンブルを訪れる度に足を運ぼう!

Asma Yaprağı, Alaçatı

エーゲ海の町アラチャトゥでは、友人のイェトキンが町一番の人気店Asma Yaprağıに案内してくれた。エーゲ海の店は、厨房に今日のお総菜を大皿に並べてあり、お客は順番に呼ばれ、その場で好きなものを選ぶ形式。大量のハーブや野菜、果物、チーズを使ったヘルシーなエーゲ海料理。イスタンブルでは見かけない料理ばかりで驚いた。また訪れたいなあ。

Enginarre, Alaçatı

アラチャトゥのもう一軒の人気店Enginarreは、アイリンのお姉さんシェルミンの家政婦さんをしているミネさんの妹さん、ミライさんの店。シェルミンを通じて、僕がエーゲ海料理を習いたいことを伝えてもらい、朝から出向き、お店の仕込みをすべて見せていただいた。そして後日夕食もいただいた。大抵の料理はとにかくパセリ、ディル、青ネギ、ミントを大量に刻むところから始まる。

Machneyuda, Jerusalem

イスラエル料理の最先端はロンドンのOttolenghiとPalomarと言われている。僕は2016年にPalomarを訪れ、脱構築ケバブやオクトホモスを味わった。そのPalomarの本店がエルサレムのマハネイェフダ市場近くにある、その名もMachneyuda。開店時間とともに予約で満席になる店を、イスラエル大使館の文化担当に頼みこんで、直前に1席用意してもらった。店内は大ボリュームでオリエンタルなダンス歌謡が流れ、若いウェイターが次々とショットをおごってくれる、年寄にはうるさすぎる店だが、テイスティングメニューは素晴らしい内容だった。

Red Hog, Warszawa

ポーランド料理は僕にとって今年最大の発見! あれほどカラフルでしかも美味しい料理がなぜ世界に知られていないのだろう!? 真冬だったり、1990年代初頭だったら、全く話は違っていたのだろうけど、今回は8月下旬でワルシャワの市場にはありとあらゆる食材が並んでた! ファインダイニングからストリートフードまで食べ歩いたが、共産主義時代へのノスタルジーとオマージュ、嫌味を捧げたレストラン「赤い豚」は広い店内、でっかいポーション、それでいて優しい味が良い。僕のサイト投稿ではなく、Tabilistaの記事へのリンクを貼ろう。

http://tabilista.com/77-ポーランド・ワルシャワの台所ツアー%E3%80%883〉/

Boruta, Warszawa

ワルシャワに到着したその夕方に訪れた店Borutaで、僕はポーランド料理の洗礼を受けた。頼んでいない料理も制覇したい。

http://tabilista.com/74-ポーランド調査取材の旅%E3%80%882〉/

Pod Wawelem, Krakow

クラクフの台所ツアーで朝から一日食べ続け、夕食に日本のドイツ料理居酒屋のような造りの広い店「ヴァヴェル城の下」に入ったときにはすでに満腹だった。しかし、この店の超巨大ポーションの肉肉しいオーストリア・ポーランド料理を見て、満杯でもさらに食べ続けることにした。しかし、ほんの少しずつしか食べられなかったので、2020年6月に持ち越しだ! 

Dabbal, Tampere

フィンランド料理については何も知らなかった。しかし、調べるとコペンハーゲンのNOMA以降、地元の食材にこだわったモラキュラーやファインダイニングの流れが押し寄せていることがわかった。一泊したLapland Hotel内のレストランDabbalではトナカイの生肉、苔、針葉樹のトウヒのピクルス、北極イワナなど、北極圏ならではの食材をふんだんに使ったカラフルなコース料理をペアリングされた未知の北国ワインとともいただいた。後日、もう一度訪ねたが、日曜で簡単なメニューしか頼めなかったのが残念。いつか、サウナのためタンペレを再訪することがあるだろう。

Beman, Danang

ここは大満足というより、負けて帰った店。ダナンのビーチ沿いにある長大型海鮮料理店。いけすを指差して、重さを測ってもらい、調理法を伝えて、テーブルまで運んでもらうスタイル。しかし、ベトナム語しか通じない……。400人以上もギラギラした先客がいて、頼みたいものも頼めない。フランス語でもスペイン語でもヒンディー語でもトルコ語でもメニューが読めて、料理が頼めるオレサマが、こんなに負けた気分になったのは久々! ク〜ヤ〜ジ〜イ〜! 次回は同じ通りにある、冷房が効いていて、英語の通じるもうちょっと高級な海鮮料理店に行く!

泰雅婆婆美食店, Taipei

5月に初めて訪れた台北も美味いものだらけで、朝から食べたいものがありすぎ! ホテルが朝食込みでなくて本当に良かった。台北郊外の温泉街烏來では、大雨の降る中、立ち寄った観光客相手の食堂で、見たことのない山菜ばかりをいただいた。過剰な猫? ビンロウの花? 筍? これまでに挙げたファインダイニングと比べると随分とお粗末かもしれないが、美味いものは美味いのだ!

番外編:ここからは2019年以前にも訪れたことがあり、2019年に再訪した店を紹介します。

Satya, Jerusalem

ここは4度目の訪問となる、エルサレムの友人シェフ、イランのファインダイニング。イランはヨガの講師もやっていて、なのでお店の名前がヒンディー語。2年前の春に井の頭公園の花見を案内して以来の再会なので、今回は彼からのテイスティングメニューの申し出を受けた。当然美味い!

Avartana, Chennai

ここも三度目の訪問となるチェンナイの南インド・モラキュラー料理店。コーチンからチェンナイに戻り、待ち時間が4時間以上あったので、空港から近いこの店に行き、2000ルピーの一番小さなメニューを頼んだ。ここはいついただいても美味しい。

この後も「2019年に食べたベスト朝食」も投稿しますのでお楽しみに。