グラン・カナリーは晴れると25度以上になり、午前中にビーチまで行けば泳げそう。まあ泳ぐのは全てが終わった最終日にしよう。
WOMEXはこの日からが本番。
僕は11時から「初めての参加者のため」パネルに出かける。WOMEXは初めてでも、フェスの取材は数えきれないほどやってきてるから、言ってることは、要するに僕が自力で覚えてきたこと。それを言葉できちんと整理して伝えてくれるレクチャーだった。
この日から参加する人も多く、三ヶ所あるトレードブースも前日と比べて活気が出てきた。
事前に連絡していた人たちと会い、15分ほどのミーティングをいくつか重ねる。偶然の再会ももちろん沢山。
夜のレストランでは日本のエストニア月間から戻ってきたばかりのアコーディオン奏者のTuulikkiさんが浴衣姿で現れ、話しかけた。
夜のライヴは待望のSofiane Saidi & Mazaldaから観る。ソフィアンのボコーダーに頼らない歌唱力もだが、バンドMazaldaのRAIへの愛情にグッと来た。
続いては野外会場でトゥアレグのニューウェイブ、Kel Assouf。フライングVで砂漠のブルース、しかもシンセ担当がAmmar 808。
在英イラン人のPouyaがキューバの若手精鋭ミュージシャンと組んだバンドAriwoは「Sufi Rhumba」とでも呼びたい官能的なトランス音楽。
その他、アルゼンチンのUziもvoodoohopやニコラ・クルーズ以降のフォルクローレ・ステップでじわじわきた。