Mekudeshet二日目の午前中は例によってエルサレムの旧市街観光ツアー。僕はこのツアー4回目なのでさすがに今回はパスしようかと思ったけれど、毎回何かしらの発見があるので、今回も参加。するとガイドのポリーンが興味深い女性で、彼女から見たこの国の現代史を聞いているだけでこれまで知らずにいたことを沢山知れた。彼女の両親はアルジェリアのユダヤ人で、1950年代に宗主国だったフランスに戻り、1980年代にこの国に移住していた。今は西岸地区のカテゴリーC地区のキブツに暮らし、毎日チェックポイントを超えて働きに来ていた。
お昼にインドのタブラ奏者/パーカッショニストのTrilok Gurtu にインタビュー。インタビュー時には、無意識過剰系のナイスなインドのオッサンだったのに、一旦メガネを外してステージに上がると、別人のように凛凛しくてビックリした。イスラエルのパフォーマンスアート系のオーケストラとの共演は、最初は実験的すぎるよう思えたが、後半に行くに従い、息が合ってきて、クライマックスはまさに、このフェスに終始流れるテーマ「Sacred=Come out from the Comfort Zone」そのものだった。二組目はエチオピア正教のチャントから始まり、そのままエチオジャズ、エチオブルース、アフロビート、ミズラヒー〜アフロ歌謡のパーティーバンド。
