20170911 Mekudeshet in Jerusalem 1st Day

朝テルアビブのダン&ヤルデンの家を出て、乗り合いタクシーに乗り、エルサレムへ移動。2時間15分かけて11時前にMount Zion Hotelにチェックイン。
11時45分にホテルのロビーでJerusalem Season of Cultureの友人キムに再会し、午後は彼らのオフィス(アーティストレジデンスになっていた)でブリーフィング。そして午後2時から Desolving the Bounderies という5時間のエルサレム団体ツアーに参加。エルサレムという言葉で思い浮かべる先入観、イメージを五時間の市内ツアーを通じて、破壊再構築するというイベント。参加者は行き先も会う人も知らされていない。ただ、MP3プレイヤーとヘッドホンだけ渡され、バスに乗り込む。

二時間かけて移動し、今日からフェスティバルのホテルにチェックイン。こんな部屋。

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フェスMekudeshetのアーティスティックディレクター、イタイ。「メクデシェットとは英語のsacred、聖なるものにつながってるという意味。それは宗教体験に限らない。日常のコンフォートゾーンから外に連れ出してくれるアートや音楽や文化を指してます」。ここでも "Beyond the comfort zone" という言葉が出た。今年の頭にデリーでタブラのチョウサン(アルナングシュ・チョードリー)が繰り返していた言葉。その後、今年の出張先で繰り返し耳にしてきた言葉、、、。今回の取材がますます楽しみになった!

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初日のプログラムはDesolving the Boundaries。エルサレムという言葉で思い浮かべる先入観、イメージを五時間の市内ツアーを通じて、破壊再構築するというイベント。参加者は行き先も会う人も知らされていない。ただ、MP3プレイヤーとヘッドホンだけ渡され、バスに乗り込む。

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バスを降ろされ、ヘッドホンからのナレーションを頼りに、エルサレムの下町裏路地を歩く。気温は33度。角を曲がる度に異なる出自の人々が暮らしている。コミュニティーの境界線を歩く。

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最初に会ったのはブルックリン出身でエルサレムに移住し、患者のためのクラブハウスを運営する精神科医のペサハ医師。二人目はFBページを通じて草の根的な政治活動を行う超正統派の女性プリーナ。

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暑いので、道の途中にアイスキャンディーのブースが。

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三人目は、ヨルダン系の父の元、東エルサレムで生まれたアビール。 第二次インティファーダの時代に育った彼女は、大学でコンピューターを学び、その技能の高さにより、ヨルダン国王からパスポートを授与された。イスラエルの会社でイスラエル人男性達の中で働いた後、東エルサレムの女性たちのためのスタートアップ組織を立ち上げた。東エルサレムでは女性の労働は19%に留まっている。

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四人目はアラブアンダルシア音楽の学校Dunyaを運営するモロッコ系のギラッド。ニルヴァーナ好きでギターを始め、音大で西洋クラシックを学んだが、ある時、マフネイェフダの酒場で聞いたアラブアンダルシア音楽のマエストロの演奏に魅了され、彼の家に毎日のように通い、伝統的な師弟関係で音楽を学んだ。学んだことを子供たちに教えるためDunyaを開いた。アラブアンダルシア音楽を通じて、初めて自分のモロッコ系という違い出自に気づいた。

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音楽学校Dunyaはまるでフェズのリヤドのような北アフリカユダヤヘリテージセンター内にある。

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五人目はスーダン難民のために働くジャンマルク。「乗り合いタクシーに乗ると、この町が常に境界の内側と外側を行き来していることがわかる」「テルアビブの人間は海を通じてその向こう側の世界を常に見ている。対してエルサレムの人間は常に内部を見ているんだ」 五時間のDesolving the Boundaries」。この町に暮らす人々についての先入観、既成概念が壊れる爽快なプログラムだった。

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僕の本「イスタンブルで朝食を」に登場するエルサレムの人気レストランSatyaを三年ぶりに訪問。前菜はマッシュルームのソテー、パルミジャーノレッジャーノかけ。香菜のペストゥをかけると更に美味い!#mantarsote

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カリフラワーのオーブン焼き、下にタヒーニソース。これはメイハネテーブルに掲載してます。#meyhanetable

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ローストしたビーツのカルパッチョ、フレッシュチーズのせ。これも出張メイハネで定番にしてます。#beetroot

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マクロのたたき。きゅうりのヌードル添え。今時の中東一フュージョンだねえ!

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タヒーニとトマトでヅケにしたマグロをフルスケッタに。

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牛のたたき。パセリのソース。これも一口でペロリ。

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ワインは選んでもらった。白はペルテルのソーヴィニョンブラン。爽やか

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赤はクロドゥガ、ハルエルのシラーズ。ザクロのような、、、

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メインの一皿目はイカと玉ねぎのソテー。エルサレムミックスの魚介版。もしくはトルコのバルックギュヴェッチを思い出すスパイシーな味。お皿にはタヒーニ、そして焼いてたたいたナスが敷かれてる。#meyhanetable

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イカとエビのフリット、ソースはスパイシーアイオリ。当然コシェルではないっす。

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赤緑黄茶色、それぞれに味も形も異なるミニトマトと赤カブ、黒オリーブのサラダ、ラブネと水牛のチーズ添え。これも帰国したら真似しようっと、、、#meyhanetable

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シーザーサラダ。パルミジャーノがたっぷり!

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すでにお腹いっぱいだが、肉のメインは炭火焼きの盛り合わせ。大きなラムチョップ、コフタ、ステーキなどなど!中東料理は野菜も美味いけど、やっぱり焼き肉が真骨頂なのかなあ。

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デザートは四種類。まずショコラフォンダン。

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チーズケーキ

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クレームブリュレも濃厚!

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バニラアイスにタヒーニのソース。これも簡単ながら中東の味。

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レストランの後にフェス関係者のプライベートパーティーに顔を出し、帰宅したのは23時。長い1日だった!バスタブに湯をためて風呂入ってからオデコに冷えピタ、足にサロンパスを貼って寝る。胃腸薬を飲み忘れて寝てしまったのは最大の不覚!おかげで現在朝7:50なのに全然腹空いてない!

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