20221117Visa For Music Day2

Visa For Music二日目は午前10時に映画館の2階にあるカフェでパネルディスカッション。テーマは「L’export de la musique, vers quels marchés?(音楽の輸出、どんな市場に?」。資料に英語とフランス語で行われると書いてあったが、実際に行くと、国籍こそことなれど、登壇者6人全員がフランコフォンで結局全部フランス語で。途中、ケベックのおっさんが客席で激昂する場面などあり、フランコフォンでない人間から見たら、フランコフォンの国々の古くからの愛憎を見て取ることになったwww

モロッコ料理が続くと生野菜と食物繊維が足りなくなるので、パネルに登壇したケベックのパトリック、トロント(アングロフォン)のジョンと一緒にパレスチナ料理店へ。ファトゥーシュやタッブーレで生き返った!

午後は宮殿に設置されたトレードスタンドを周り、モロッコ各地の音楽家や若いプロダクション会社、フランスのバンドたちと出会う。友人のアユミさんの旦那のラヒスにも一年ぶりに再会。彼からは本までいただいた。

夕方はそのカナダとモロッコの国交60周年を記念した展覧会のレセプションに出席。大使館関係者が多く、いただいたワインもきちんとしていた。

アフリカ大陸らしく90分遅れて、宮殿裏の空き地でVisa For Music 本番スタート。宿から近いのはいいが、空き地なので靴が土埃で汚れるし、座る場所がないのが疲れる。

売店で赤ワインを買うと激不味! 夕方のレセプションで出たワインや街のレストランのワインはきちんとしてるのに。仕方ないので一口だけ口につけて、残りは捨てた。

夜10時を回ると急に寒くなり、また時差ボケがひどくなってきて、ユンケルを飲んでももうもたない。しかもどんどんステージが押していって、12時を過ぎても、最後のグループにたどり着かないので、ホテルに戻った。時間を守るというのも世界の音楽フェスの共通のルールなんだけどなあ。それでも、ここモロッコまで来ないと観れないだろう面白いアーティストたちが次々と出演するのだから仕方ない。この日は若手のグナウィメーディ・ナスリをフィーチャーしたオランダのビッグバンド、MARMOUCHA ORCHESTRAが素晴らしかった。


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