朝6時15分起床し、四泊した彩の郷をチェックアウト。主催者のダイちゃんたちに掛川駅まで送ってもらい、そこからは新幹線とバスで移動。まず掛川からこだまに乗り、一時間かけて名古屋へ。名古屋では激混みのホームでのぞみに乗り換え、一時間ほどで新神戸へ。新神戸では駅の下にあるのんびりしたバスターミナルから長距離バスに乗り換え、二時間かけて徳島駅へ。この乗り換えルートはもう何度も使っているので、僕は慣れたものだが、大荷物のババズーラは、本当に荷物が乗せられるのかと、いちいちヒヤヒヤしていた。だが、新幹線もバスも荷物は問題なく持ち込めた。淡路島を通り、瀬戸大橋の上からは眼下に鳴門の渦潮がはっきり見えた。前回も前々回も見た覚えがない。
徳島駅ではオーガナイザーの 原田 賢次 (Kenji Harada) 君一行が三台の車で迎えに来てくれてて、すぐに会場まで荷物を運び込んでくれた。会場は阿波踊りのメイン会場交差点のすぐ横。車を降りると目の前には眉山が見える。楽屋でスパークリングワインを2本開け、一時間ちょっとかけてサウンドチェック。その後、同じビルの二階の居酒屋で昼飯。
ホテルは、この夏、深夜の不思議な阿波踊りを見たお寺のすぐ近く。チェックインをすませ、荷物を持って会場に戻ると、友人たちに再会。眉月連の Noda Hayato さんと Shinomiya Megumi さん、居酒屋Noloの 田村 涼子 (Ryoko Tamura)さん、定食屋Doorの 曽谷 さおり (Saori Sotani) さん、飲み友達の 中村 美弥子 (Miyako Nakamura)さん、Motoko Akamatsu さんら。
楽屋ではムラットとペリクリスが、徳島出身のスター 佐藤タイジさんと弦楽器談義で盛り上がっていた。
20時からライヴスタート。僕は既に聞き慣れたBaBa ZuLaだが、徳島のオーディエンスには初体験。凶悪なほど野太いサイケデリック・ダブ・サウンドと、聞きなれない9拍子、一曲15分以上のじわじわとした展開、最初はみんなあっけにとられていたが、次第にグルーヴに合わせて9拍子に身体を委ねていく。SUPAでのお客の中に入っていき、座り込ませ、一緒に歌を歌わせるブレイクも効果的だった。持ち時間は50分で曲数はたった3曲。しかし、いつもどおり圧倒的なライヴだった。
終了後は物販とサイン会を行い、イベントはまだ途中だったが、荷物をホテルに戻し、ウミットを部屋に戻し、残りメンバーで10時半には居酒屋Noloへ。店主の田村 涼子 (Ryoko Tamura)さんが彼らのためにカリフラワーのタヒーニソース、イズミルキョフテなどを用意していてくれた。メンバーもノーラもNoloを気に入ったようで何より。
ホテルには午前1時に戻る。翌朝も早い。
FBで徳島の友人たちの投稿を見ると、皆さんBaBa ZuLaに圧倒され、気に入ってくれたようでうれしい。今回はたった20時間の滞在だったが、また次回よろしくお願いします!