世界の加工肉

ラジオ高崎Musique Sans Frontiereの番組内コーナーのために、これまで世界中で食べた加工肉をinstagram投稿を元にまとめます。

ドイツのヴルスト

ドイツではソーセージやハムの種類が1500以上もあるそうです。確かにスーパーマーケットに行くと何十種類ものソーセージやハムが見つかります。100gあたり1.5€〜3€(222円〜450円)ほど。

フランクフルトのように茹でたり焼いたりして食べるもの、ハッケペーターのように生のままパンに塗って食べるもの、サラミのようにそのまま食べるものがあります。

付け合せはフライドポテトや目玉焼きやザワークラウト、ホースラディッシュやマスタードを付けていただきます。

ポーランドのキルバサやクラコフスカ

ドイツと国境を接した北部ヨーロッパ平野の国ポーランドもドイツと同様のソーセージ天国です。しかも、1kgあたり1200円から2400円とドイツの半額程度なのが嬉しい。付け合せはきゅうりのピクルスややはりザワークラウトなど。

スペインのハモン

スペインのハモン(生ハム)は、豚の後ろ足から皮を一部剥いで、塩水に漬け、乾燥熟成させたもの。イベリコ豚のハモン・イベリコが一番美味いと言われるが、今回ベルリンで、ガリシア人の仲間が持ってきてくれたケルト豚のハモンは分厚くて、肉の旨味が強くて最高に美味かった。

フィンランドのムスタマッカラ

血のソーセージはドイツやポーランド、フランスにもある。もちろん苦味があるが、それが美味い。そんな血のソーセージの中でも、フィンランドのムスタマッカラは挽き肉と血、更に大麦が入っているおかげで、臭みが全くないのが特徴。コケモモやクラウドベリーのジャムを付けていただく。

トルコのパストゥルマとスジュック

トルコのパストゥルマは、ヨーロッパのパストラミの元となった牛肉のハム。

チェメンと呼ばれるクミン、フェヌグリーク、にんにく、塩、パプリカを混ぜ合わせたペーストを牛肉の塊に塗り、燻製にしたもの。薄切りにして、そのままいただけばお酒のつまみに最高。野菜とともに紙に包んでオーブンで焼いた紙焼きも最高に美味い!

赤唐辛子粉とニンニクをたっぷり効かせた牛肉の極太ソーセージ、スジュックは、トルコの男性にとって、いわば昭和の男子にとっての魚肉ソーセージのようなチープでジャンクなソウルフード。薄切りにして焼いたものをハードチーズのスライスとともにパンに挟んでパニーニにしたものは町のキオスクどこでも買える。

右上にある赤い肉塊がパストゥルマ

モロッコのメルゲーズ

赤唐辛子とニンニクを入れた羊のソーセージ。

ミャンマーのヌソムムー

ミャンマー料理にもある豚挽き肉の生ソーセージ。


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