中東のお米料理

ラジオ高崎のMusique Sans Frontieres の特集のために中東のお米料理写真を沢山アップします。

インド亜大陸のビリヤニ(または「ビルヤーニー」と正確に書かないとヒンディー/ウルドゥー語の先生たちに怒られるww)がついにじわじわとブームになってきた2021年、誰が言ったか(オレですね!)ユーラシア三大炊き込みご飯の残り2つも、そろそろ注目されてもいいのでは? 

そんなわけで、ムガル帝国のビリヤニと並ぶ、オスマン帝国辺境黒海地域のハムスィリ・ピラウ! そして、ペルシャ帝国や西トルキスタンのポロ、拙著「イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅」にも詳しく紹介していますが、ここで改めて写真たっぷり掲載します。

まず、2013年にイスタンブルの友人ネジデットから習ったハムスィリ・ピラウ。ネジデットは料理写真専門のフォトグラファー。彼から直接習えたことで僕は自信を付け、拙著『MEYHANE TABLE』に詳しい作り方を掲載することが出来た。ネジデットは残念なことにこの翌年に亡くなってしまった。

漫画「乙嫁語り」で注目された西トルキスタン地域で食べられている炊き込みご飯、ポロは、イスラエルの音楽祭で知り合ったブハラ・ユダヤ人(中央アジア起源のユダヤ人)のミュージシャン一家Alaev Familyのアダ母さんから習うことが出来た。人参と油をたっぷり使った甘い鶏肉ピラフは都内のウイグル料理店(ウイグルは東トルキスタン)で食べられる味そのままだった。

中東地域においては主食は小麦粉を使ったパンだが、農文協の「世界の食文化トルコ編」によると、トルコ民族は、アナトリアに入る以前から米の炊き込み料理を食べ、15世紀のメフメト二世時代の宮廷の台所の記録にも登場するそうだ。要はパンもご飯も食う!と。