8月7日月曜にサラームが沖縄市のミュージックタウン音市場でレクチャーを行います。今後もっと海外で活動したいアーティストや音楽人へヒントをたっぷり伝えます。
Music Lane Open Lecture
ミュージック・レーン・オープン・レクチャー
新しい音楽の時代を、より自由に回遊するための学びの場。
Vol.13ワールドミュージックの現在。そこから読み解く沖縄音楽の可能性
講師:サラーム海上 氏(DJ/中東料理研究家)
NHK-FMの「音楽遊覧飛行エキゾチッククルーズ」、J-WAVEの「ORIENTAL MUSIC SHOW」のDJとして、最新のワールドミュージックを日本に紹介しているサラーム海上氏。今年はヨーロッパで開催されている世界最大のワールドミュージックフェスティバル「WOMEX(World Music Expo)」の審査員(7samurai)の一人にも選ばれて、文字通り世界のワールドミュージックシーンにおける重要人物の一人となった。
沖縄音楽は、1980年代後半、坂本龍一氏が世界に紹介したことを一つのきっかけに、世界のワールドミュージックファンの注目を集めることとなった。そうした状況が追い風となり、喜納昌吉&チャンプルーズ、りんけんバンド、ネーネーズなどが、さまざまな形で紹介されてきた。大きな可能性を秘めているにも関わらず、沖縄音楽は、その後20-30年の間、ワールドミュージックのメインストリームから少し遠ざかった印象もある。そうした中、2021年コロナ禍で開催されたWOMEXに、沖縄のAragaki Mutsumiが公式セレクションとして選出されたことは、これからの可能性を示す大変大きなニュースだった。
今回のレクチャーでは、具体例をあげながら現在のワールドミュージックシーンの概観を紹介してもらいつつ、WOMEXやその他の国際的音楽ショーケースについて紹介してもらう。その上で、海外のワールドミュージック・マーケットにおける、沖縄音楽の可能性、沖縄アーティストの活躍の実現性についても具体的に考えていく。
◎レクチャー内容(予定)
-2023年のワールドミュージックシーン
-WOMEXとは何か?
-WOMEXほか、国際的な音楽ショーケースの審査を通るためにできること
-沖縄音楽のワールドミュージック市場での可能性について
-etc
日程:2023年8月7日(月)
会場:ミュージックタウン音市場 3Fホワイエ(沖縄市上地1-1-1 3F)
時間:19:00スタート
定員:25名様
受講料
(1回あたり):一般1,500円 高校生以下無料
(3回受講券)3,000円
*2024年3月までの間に、6回のレクチャー(これを含めて残り5回)を開催します。(講師は毎回替わります)
ミュージックタウン音市場窓口での申込、電話予約も承ります。
お問い合わせ・予約:ミュージックタウン音市場098-932-1949
*6時間無料駐車場有(満車の際はご容赦ください)
主催:沖縄市・ミュージックタウン音市場
“Music Lane Okinawa”について
音楽の楽しみ方の主流がサブスクリプションに置き換わった現在、音楽はプラットフォームに載せると国境を越えて世界の隅々まで同時に届けられます。それはアーティストにとって大きなメリットではありますが、膨大な音源の中から実際に聴き手に届けるために、また別のハードルが生まれてしまったことも事実です。
”Music Lane Open Lecture”では、この状況を少しでも解消すべく、ウェブプロモーションや、海外マーケットへのアプローチの仕方、マネジメントの手法などを紹介しています。また”Music Lane”のウェブサイトは、ニュースサイトとして沖縄・アジアの音楽情報を発信しています。