20200328 CONFINEMENT DAY1: Tube-Amp

自粛要請&自宅軟禁状態に突入した東京。皆様いかがお過ごしですか? 僕は一応やらねばならぬ仕事があるのですが、朝に突然思い立って、CDを直接プレイヤーに入れ、カリプソの真空管アンプと、キャッスルのスピーカーから鳴らしてみることにしました。すると、音に急に何か魂のような物が吹き込まれたように聞こえました。まあいかに普段いいかげんな圧縮音源で音楽を聞いているかということなんですがね、プロなのに。

そこで持っているcdを改めてこのオーディオで聴き直したくなり、いろいろな音源を一日かけて楽しみました。その過程は「#今日は一日真空管アンプ三昧」として、随時フェイスブックで投稿したのですが、せっかくなのでサイトの方にもまとめます。みなさんもSpotifyでお楽しみください。

2020年のBest Albumsの一枚に決まり、Avishai Cohen Big Vicious. コロナ絡みで物流が滞り、買った輸入盤CDがなかなか届かないので、itunesストアで音源データ版も買った。そして、わざわざCDRに焼いて今、真空管アンプとCastleのスピーカーで聴き始めたww。今日はこのオーディオに合う音をアルバム通して聴き続けます。(Amazonのハイレゾサブスクリプションに加入すれば済む話なんだろうけどねえ)。プレイリストはほぼリアルタイムでSpotifyシェアしますのでお楽しみに!#今日は一日真空管アンプ三昧 #NowPlaying #confinementday1

Big Viciousの前、午前9時半から聴いていたはこれ。Ballake SissokoとBaba Sissokoの共演。瓢箪ハープ、コラと生ギターの音色が気持ち良い!

imacのクリーンインストールをしながら、一日かけて真空管アンプオーディオを楽しむ自粛要請Day1。今度は南アフリカのギタリスト/ヴォーカリストSibusile Xabaの新作。これもギターが耳に近いねえ!

引きこもり一日真空管アンプ三昧の続きはMarcos Valleの新作「Cinzento」。去年の「Sempre」が70過ぎてもキラキラ絶倫ってな感じで大好きだったのだけど、二年連続の新作はさすがにシンドかったのかな……いつもの圧縮音源+Bluetoothでいいかな。いや、もう一曲聴いてみよう、、、と思ったら中盤から良くなる!タイトル曲はなんとなく「Avalon」を思い出した。「アルバムはだまって最後まで聴け!」と一喝されましたわ。

ブラジル産リングイッサ3kgで送料込み5,140円というのを楽天で発見。本当のロックダウン前にポチるか!

渋谷はさすがに普通に通行人いるなあ。働いている人も多いしね。

真空管アンプとともに過ごす自粛要請DAY1 続いてはポーランドのピアニストSlawek Jaskulke の野外公園ライヴ録音音響派アルバム「Park Live」。ポーランドと言えば、Jewish Culture Festivalがキャンセルになってしまい、6月に行く予定がなくなってしまった。でも10月末のWOMEX@ブダペストはポーランド航空で行くつもりなので、帰りに数日だけでもワルシャワに立ち寄って、ポーランド料理食べまくることにした。

仕事柄、こういう事始めるとどうしても新作中心に選んでしまうんだけど、今日は軟禁(こう言うと旧共産圏みたいでロマンティックだねえ)なんだから、新作にこだわる必要はないよね。真空管アンプと古いスピーカーで聴きたい音をCD棚から掘り出してきた。アゼルバイジャンのサックス奏者とオルガン奏者のデュオ2018年作。ポルタティフオルガンのみたいなオルガンとサックスの組合せが、真空管で聴くと色あせた共産主義時代のアゼリーっぽくてますますイイ。ムガーム・ジャズ!

内容のないソウリ会見に時間を一瞬奪われましたが、内容のある真空管アンプ三昧に戻ります。次はラトビアの女声ポリフォニーグループSaucejas(サウツェウ)。昨年秋にWOMEXで観て、ブルガリアのポリフォニーよりも土地の霊に近い歌声に衝撃を受けました。

雨が降り、気温が一気に低くなってきましたが、真空管アンプ三昧続きます。2019年の愛聴盤、Brad Mehldauの「Finding Gabriel」。内容はジャズ通ってない僕にもわかりやすい旧約聖書〜宇宙系で素晴らしいですよ。しかし、このオーディオにはあまり向いてないなあ。いつもはサブウーハー通して聴いてるからなあ……

真空管アンプ三昧、今度は再々結成したShaktiのうち三人、John McLahglin, Shankar Mahadevan, Zakir Hussainによるインド古典声楽+ギターシンセオーケストレーション+タブラーのアルバム。


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