この日の夕暮れからはユダヤ教新年ローシュ・ハシャーナーの祝日。かつての日本の新年の三が日のように、町が静まり返ると聞いた。いやバスや電車など公共交通手段も三日間休むのだから、かつての日本以上。つーか、今でも週末のスイスやフランスはこういう状況かあ。あ、ヨーロッパは店が閉まるだけで、さすがに公共交通は閉ざされないから、それ以上だね。で、この三日をどうやってすごそうかと思っていたら、エルサレム市役所で文化担当の友人フランソワーズから泊まりに来いと誘われた。「知ってのとおり私達夫婦は全く宗教的ではないけれど、妹の旦那はモロッコ出身で敬虔なのよ。彼がこの日のために料理を作って晩餐を開いて、家族が集まるのよ。ローシュ・ハシャーナーの取材に来るといいわ」
おお、そんなお誘い断れる訳無い!ということで、午前中のうちにテルアビブからエルサレムに移動!