20170919 Winery Tour Day2 Golan Heights

前日に続いてニムロードに連れられてのワイナリーめぐり。
テルアビブを朝8時半にスタートし、一路北上。シリア国境近くのゴラン高原にあるワイナリー三軒を訪ねる。
途中、急遽「会わせたい人がいる」と言われ、田舎町の倉庫街に到着すると、ウェブサービス系のスタートアップ「Artlist」のオフィス。
海抜マイナス230mのガリラヤ湖から標高600mのゴラン高原まで一気に登り、お昼前に一軒目シャトーゴランに到着。
午後は更に北上したシリア国境近くのアサフワイナリーへ。
詳細はインスタグラム投稿に記してます。

昨日のゴラン高原ワイナリーツアー写真、1日遅れでアップします。ニムロードの車に乗り国道6号線をひたすら北上。途中から65線で東にゴラン高原を目指す。「偶数の国道は南北に走る。奇数は東西だ。この国は東西の幅が狭い。しかし、東北部は65線が敷かれるほどには広くなってるということだ」

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途中、音楽スタートアップ系の合わせたい友人がいるとのことで、ガリラヤ湖南部の何もない小さな町の倉庫に到着。外からは何があるのかわからない。

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白い扉を開けると中は冷房バッチリ効いたこんなにオシャレなオフィス。Artlistという、世界の映画製作者のために格安で音楽を提供するサービスサイトのオフィスだった。隣には音楽スタジオが2つ。主な利用者はアメリカ、ヨーロッパ、そして日本!インターネットのスタートアップ企業はこんな砂漠の辺鄙な場所にあるんだなあ、、、

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Artlist創設者のイラとシャハール。「アートリストは始めてまた一年半。でも会員は世界中で増えてるよ。このオフィスに入ったのは8ヶ月前。それから隣の倉庫も借りて、更に反対側の倉庫も借りる。音源は映画製作者に本当に役立つようなものを厳選してるから、まだ4000曲ほどだ。日本的なムードの音楽というニーズは多いから日本人の音楽家を紹介してくれたらうれしいな」

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海抜350mのゴラン高原の入口からマイナス230mのガリラヤ湖を見渡す。

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海抜マイナス230mのガリラヤ湖から一気にゴラン高原へ駆け上がる。

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一軒目はレストランで最も高級なランクのワインを目にするシャトーゴラン。1999年に設立。テーブルワインは作らず、エイジングできるワインを年間11万本生産するブティックワイナリー。「ゴラン高原は高低差が2300mもあり、葡萄畑は海抜400mから1000m。

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シャトーゴランの地下室の貯蔵庫。

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ちょうど収穫の季節。タンクはフル稼働中。

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シャトーゴランの創業者イツハクさん。「ワシはこの地域で生まれた農家。ワインを始めて20年近くたつが、今も何がベストなのか探しています。今では世界中からこのワイナリー目指して来てくれる故郷がいます」

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二軒目はシリア国境に更に近いAsafワイナリー。1997年創業、2004年から創業者の名前であるアサフとしてスタート。年間5万本の小さなブティックワイナリー。敷地内にはワイナリー、葡萄畑、小さなレストラン、キャビン、そしてライブステージがあり、前週末にはアヴィシャイ・コーエン・トリオが公演を行っていた!

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アサフワイナリーの新しい葡萄畑。「ウチは全て家族経営です。葡萄畑もこの近くに一つ、そして数年前に敷地内にも畑を作りました」

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ワイナリーに案内してくれたナイスガイ、ニムロードとアサフワイナリーの二代目、オレン。

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ニューヨークでフランス料理の修行をしたオレンの妹さんが作る中東フュージョンメゼをつまみながらワインのテースティング。左手前はババガヌージュの牛挽き肉炒めのせ、オレンジ色は塩レモンのペースト。奥はスモークターキーのブルスケッタ、アイオリソース。右手前はイワシのピクルス。

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アサフワイナリーのオレン。「アサフとは父の名前から取ったんだ。僕はカリフォルニアでワイン作りを学び、妹はニューヨークで料理を学び、ここに帰ってきた。僕の家族も、弟の家族もここに住んでるし、アサフワイナリーは家族のプロジェクトなんだ。といっても僕や父のためのものしゃなく、次の世代のためにやっているんだよ」20年後には彼の息子たちが「オレン」という名のワインを造ってるかもね。

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ワインの飲み過ぎで、三軒目はキャンセルしてもらい、夕暮れの道を戻る。ガリラヤ湖の湖面がオレンジに輝いていた。

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ギルボア山からハイファへむかう電車で。

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連日の飲み過ぎがたたって(ワインのテイスティングは吐き出さないとダメ、どんなに美味しくても飲み込んじゃダメだ!)、二軒目でリタイア。夕暮れの中、電車に乗り、3時間かけてヤッファのアパートまで戻る。疲れ切ってしまい、早寝する。


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