2004年2月12日

サラームアリクム。 昨夜東京に戻りました。 一月インドは長かったです。辛かったです。メシも不味かったDEATH! 昨年、一昨年の南インドで人の良さ、メシの美味さ、気候の良さに慣れて しまっていた我々にも北インドは容赦なかったですね。 完全に負けまくりですよ。 でも取材は全て滞りなく、と言うか、予想以上に上手く行きました。 カルカッタでASA-CHANG & 巡礼のU-ZHAANを取材し、 ついでにまたまたザキール・フセインにも会えました。 もう何度もザキールのプレイを聞いてきましたが、今回のは 鬼気迫ったライブで、終了後の楽屋での彼は憔悴しきってました。 デリーは雨で寒くて道は泥とクソだらけ。飯も激まずで泣きそうになりました。 でもミディヴァルパンディッツの家に行ったら NYからカーシュ・カーレイが遊びに来てて、偶然再会できました。 ノーエスケイプってクラブで彼らのパーティーASIAN MASSIVEが あって、朝まで踊ってきました。これもビデオに収めてあります。 ジャイプールではムサフィールのリーダーのハミッド・カーンに 案内されて、毎日地元のミュージシャンたちの演奏を聞いてすごしました。 子どもだけのカッワーリーとか女性の新婚前の儀式的な歌とか ヘビ使いの女性の踊りとか、モルチャンとかラージャスターンの 音楽を聞きまくり。もちろん全てビデオに収めました。 パキスタンに近い砂漠の町ジャイサルメールでは デザート・フェスティバルという音楽と踊りのフェスティバルがあり 三日間城塞や砂漠の真ん中で郷土音楽三昧。 友人4人でジープとミュージシャン&ダンサーをチャーターして 砂漠の真ん中で我々だけのためのパーティーなんてのもやってきました。 途中買ったばかりのIBOOK G4やコンパクトフラッシュが壊れたり、 なんどもお腹を壊したり、電車が何時間も遅れたりと久々に旅らしい旅 だった気がします。この旅の模様はTVブロスをはじめ、様々な形で 文章にします。 さすがに三年連続で行ってると新しい音楽シーンや作品に出会うことはないですが 今回は既知の音楽をより深く知れたという感じでしょうか。 もうインド音楽だけで一冊本が書けそうですよ。(古典の本じゃないですよ) それから久々に砂漠で過ごして、次の旅行(6月のモロッコ)がジワジワと リアルになってきました。 さて今回はインドで一番美味しかったメシです。 とは言ってもレストランのメシじゃないです。ジャイプールでお世話になった ムサフィールのリーダー、ハミッド・カーンの奥さんマリー・ノエルの 作ってくれた昼飯です。地味そうに見えますがこれが美味かったんですよ! 左から時計回りにビーツのサラダ、トマトとキュウリのサラダ、 キャベツのサブジ、ほうれん草のサブジ、右上がダル(豆のカレー)です。 ラージャスターン料理は菜食が多いので。これもラージャスターンの家庭料理 のバリエーションです。これにチャパティと自家製のヨーグルトが付きます。 カルカッタでもデリーでも中級以上のレストランはどこも 油が多くて三日でウンザリだったのですが、ラージャスターンは 南インド同様に油が少なかったのが嬉しかったですね。 さらに家庭料理はほとんど野菜の煮付けやお浸し状態でさらにローファット。 その上彼女がフランス人なので辛くないんです。 ジャイプール滞在の6日間のうち3日ほど彼女の飯を頂いてしまいました。 お腹に優しいインド料理ってのもあるんですね。 インド料理については今まで何冊も本を買ってましたが、今回決定版とも 言える分厚い本を買ったので、そのうちに紹介します。でも 今言えることはもうカレーは当分食べたくないってことだけです。 でもマリー・ノエルの飯だけは別ですけど。 あっ、そうそう、2月12日は僕の誕生日なんですよ。なんと37歳になりました。 僕も年を重ねるごとに相当胡散臭い好事家っぽくなってきましたね。 ウレシイことですが...。 では皆さん、明日からバリバリ仕事しますのでよろしくお願いします。