2003年12月19日

羊のクスクス
Cous Cous au Mouton




サラームアリクム。 もう12月中旬ですか。寒くなって当然ですね。年末進行は終わりましたが 先週末から年始進行へとシフトしただけなので、忙しいことには変わりありません。 まあこの不景気に仕事があるのはありがたいことですが。 寒すぎるので、90年に初めてトルコに行った時に買ったムートンのハーフコートを 2年ぶりに取り出して着たら、やっぱ暖かくてイイや。 ムートンって汚れやすくてしかもそのヨゴレが全然取れないんだけど、 もう汚いままでいいやと思って着出すと、これが10年以上も着てるせいか、 身体に馴染んで楽なんですよ。 新婚旅行の時に既に汚れてたから同じ形の新しいのを買おうってイスタンブールを 探して、もっと分厚いの買ったんですが、こっちは厚すぎて着れない。 服ってのは一期一会ですね。こないだのapcのバーゲンでも気に入ったの一着 買って、後でもう一着同じの買っておけばと後悔。 最近は年末進行でクラブやライブにあまり行けなかったというのが正直な所です。 先週土曜の青山cayでのgocoo、finaldropのライヴ、gioのDJには行ってきましたけど。 finaldropは午前3時半スタートだったのと、チルな音でやはり途中眠くなりました。 セミの鳴き声とか変調してる音が強烈にデカク出てたんですが、気持ちよかったなあ。 先月末のアイヌの安東ウメ子さんとOKIさんのコンベンション・ライブも 演奏自体は短かったけれど、バンドのグルーヴ感が前回よりはるかにアップしてて、 楽しかったですね。一月にウメ子さんのライブがアサヒビールのウンコの建物の ホールでフルのステージがあるんですが、インドに行ってて見れません。 皆さん本当見に行ったほうがイイですよ。チケット売り切れそうだし。 情報は http://www.tonkori.com で。 そうそう、今日はこれからスタジオボイスの料理コラム「バカグリル」で 中野にある、ウメ子さんにちょっと関係したある店を取材してきます。 これは2月10日発売なのでお楽しみにって随分先だなあ。 一月にはフランスのエールも来るんだよね。それも見れない! 普通一月って音楽関係ヒマなはずなんだけど、来年はそうじゃないのかなあ。 まあその分僕はインドで色々観てきますが... さて、今週は恵比寿にある東京写真美術館で行われているアジア映画祭で 「オサマ〜アフガン零年」と試写で「グッバイレーニン」に行ってきました。 「グッバイレーニン」はこないだパリに行った時流行ってた 東ドイツのノスタルジー映画です。ヤン・ティルセンの音楽のせいか 全然話は違うけど「アメリ」を思い出しましたね。 これはヒットするでしょう。もう一度観たいもん。 そろそろ仕事柄、2003年のCDベスト10を考え始めてますが、 今オススメはマーク・アーモンドのロシア民謡&ロシア現代作曲家のカヴァー集 heart on snow。冬に染みるんですよ、これが! 一曲目から「ポーリュシカ・ポーレ」ってソビエト革命時の共産党の若者の歌で 赤軍合唱団とか参加してて、重いコーラスに今風のトリートメントがされた シンセとかかぶってて。今年はテリー・ホールとかマッド・プロフェッサーとか ワールドじゃない人のワールド作品が良かったけど、これもそういう流れですね。 思えばマーク・アーモンドって高校生の時から聴いてるから、もう20年以上も 聴いてるわけですよ。ソフト・セルの「ノンストップエロティックキャバレー」とか まさか20年後もしょっちゅう聴いてるとは思わなかったな、当時は周りみんな TOTOとかマイケル・シェンカー・グループとか聴いてて、オレと仲の良かった 友達二人だけソフトセルとかデペッシュモードとか聴いてて(友達はどちらかと 言うとジョイ・ディヴィジョンとかだったけど)、エレポップって時代の徒花かと 思ってたけど、実は時代とともに消えていったのはTOTOとかマイケル・シェンカー ・グループだったんだよね。本格派っぽいモノこそ信用出来ないってことですね。 まあそんな昔話はどうでもいいのですが、夏に青山cayギャラリーでアレックスが ソフトセルの「tainted love~where did our love go?」をプレイしたのを聞いて 以来、ずっとマーク・アーモンドとソフトセルばかり聞いてるような... そんなことより新譜買え!って? ====================================== 【羊のクスクス】 今回はスタジオボイスの前月号に載せた羊のクスクスです。 ベリーダンサーの皆さんや先月ウチで行ったエキゾ食事会に来た方には もう味わっていただいたのですが、僕の得意中の得意料理です。 僕の単行本「エキゾ音楽超特急」にも「鶏のクスクス」を載せたし この通信でも魚のクスクスを紹介したことがあるので、もうクスクスは 飽きたって人もいるかもしれませんが、このレシピは秋に行ったパリで 食べたクスクスをフィードバックしてるので、かなりホンモノに近づいてるはず です。「エキゾ」に載せたのより材料も少ないし、調理法も単純なので 年末年始に是非作ってみてください。羊肉は肉のハナマサで冷凍状態のブロックを カレー用に切ってください。と頼めば凍ったまま細かく切ってくれます。 羊からもうれつに脂とアクが出るので、まめに取りながら煮込んでいけば 簡単です。本来はカブを使うのですが、フランスのカブと日本のカブは堅さが 違うので、日本では大根のほうが煮くずれなくて、フランスのカブに近いですよ。 ズッキーニとひよこ豆は火を止めて余熱だけで十分火が通ります。 【羊のクスクス】 【材料(10人分)】 子羊肉・1kg・角切り 大根・1/2・皮を剥き5cm厚の半月切り 人参・大3本・皮を剥きあら切り ズッキーニ・大3本・2cm厚の輪切り ひよこ豆・水煮缶1 玉ねぎ・中4個・ざく切り にんにく・3個 潰してみじん切り しょうが・みじん切り小さじ2 トマト・大4個・皮を剥きざく切り トマトペースト・20g コンソメ・2個 ターメリック・大さじ2 クミン・大さじ1 シナモンスティック・1本 香菜・二枝 粗みじん切り ハリッサ(北アフリカの唐辛子ペースト)・適宜 バター・30g 水・3l 塩・大さじ2 粒胡椒 ・15粒 オリーブオイル・適宜 クスクス・1箱=500g 【作り方】 1. シチュー鍋を中火にかけ、バターを溶かし、羊肉を入れ焼き色が付くまで焼く。 2. にんにく、しょうが、玉ねぎを加え、玉ねぎが透明になるまで炒める。 3. 水3lを注ぎ、沸騰したら、トマト、大根、人参、トマトペースト、チキンコンソメ、 ハリッサ、粒胡椒、クミン、ターメリックを加え、アクを取りながら弱火で煮込む。 5. 1.5時間程で肉が柔らかくなったら塩して味を調節し、ズッキーニとひよこ豆を加える。 7. 鍋の直径より大きなボウルにクスクスを入れ、一旦水を注いでからしっかり水を切り、 オリーブオイル・大さじ3を振りかけ、よくかき混ぜてから、鍋の上にボウルごと重ね蒸気で蒸らす。 8. 15分ほどでクスクスがふやけたら下の鍋からスープをかけクスクスを軽くオレンジ色に染める。 9. 深めの皿にクスクスを盛り、肉や野菜やスープをかけて香菜やハリッサを添えていただく。 ====================================== 今週土曜は代官山airでスミス&マイティとサイレントポエツ下田さん、 日曜に青山cayでケルティッククリスマスに行く予定です。 向こうで会いましょう。 今年は久しぶりに年末年始は日本にいるので、パーティー三昧かなと思ってます。 僕のDJもgrassrootsで28日と31日と二回あります。お時間ある人は是非。 近くなったらまた号外を出します。 ではメリー・クリスマス&ハッピー・ニュー・イヤー!ってちょっと早いか。