2003年6月12日

サラームアリクム。 今回は間もあかずに書けました。 前回書いておいた料理対決はオレが タブーレ(クスクスのサラダ)、 タヒーナ(練りゴマのペースト) 白インゲン豆のトスカーナ煮込み、 豚ロースのプロヴァンス風ソテー、 アダナカバブ(トルコの辛い串焼き)、 うちの妻がオクラのココナッツ和え を作り、もう一人が魚貝の炙り、 タラモサラダ、 アジとアサリのアクアパッツァ、 カラスミのスパゲッティ サンマメシ とあと何点か作りました。 とても10人で食べきれる量じゃなかったですね。 余った材料はウチで一週間かけて食べたけど...。 次回は南インド対北インドとか、 フレンチ対アルジェリアとかやりたいですね。 アラブ対イスラエルとか...料理は一緒なんだけど。 ====================================== 先月末から見たライヴはまず沖縄のジイチャン登川誠仁。 さすが半世紀も活躍してる人だけに話も 音楽への持ち込み方も尋常じゃないうまさ。 声の出し方も三線も沖縄云々というよりこの人だけのモノだった。 大田区民ホールという大きいホールだったけど満席。 前の列にフランス人とスイス人の男子高校生が三人で座ってたんで 話かけたら、日本じゃなくて沖縄に興味があるんだって言ってたけど インストのクラブミュージックならわかるけど、歌で外国人の若者に 高いチケット買わせて辺鄙な会場まで足を伸ばさせる歌手なんて 日本にいるのかなあ。 こないだの日曜日はスペインじゃなくて、カタルーニャの イビサ島の近くにあるマヨルカ島出身の大歌手、 地中海の八代亜紀もしくは加藤登紀子こと マリア・デル・マール・ボネットを見に行きました。 つーか会場着いたらほとんど終わり間際だったんだけど。 でも彼女の声聞いてこれまた感動した。歌じゃなくて 単なる声だけで。基本的には南欧のキリスト教圏の素直な発声なんですが 声のノイズ成分がたまらなかった。普通に「ワー」って歌うと 「ザー」ってノイズと残響が残ってて、赤茶けた斜面にローズマリーやら タイムやらがへばりついてて、その上をトカゲが走り回る、地中海の乾いた 風景が浮かびましたよ。ヨーロッパの古層というと大げさだから単に地声ですかね。 ある雑誌では最新ライヴCDが0点付けられてたけど 僕は声に100点付けたいくらいですね。 さて今週末は妙に忙しいです。 金曜にリキッドルームでREVIRTHレーベルのパーティーearp。 www.revirth.com 出演calm、rasa(bayaka),blastheadらです。 土曜は西荻窪の音や金時でインド古典オールナイト。 www4.gateway.ne.jp/~otokin/ でasa-chang&巡礼のU-Zhaanや瀬川由希夫さんの タブラからシタールにサントゥール、ビーナ、バンスリと インド古典てんこ盛りで途中爆睡は必須ですね。座布団持っていこうっと。 そして日曜はなんとまたまた僕が東高円寺のグラスルーツでDJやることに... 一応詳細を付けときます。 "Orient Express vol.2"@GRASS ROOTS 2003.06.15(sun) open/19:00-midnight charge/\1,000(w/1DRINK) DJ:サラーム海上(Meals Ready) GIO(MAKYO/Dakini Records) です。まあ僕はダッサいバングラとボリウッド主題歌や 濃密なアラブ歌謡曲、イスラーム教宗教音楽しかかけませんから お時間がある方や近くにお住まいの方はそのつもりでお越し下さい。 もちろんGIOのDJ目当ての方も。 オーガナイズしてくれているのがベリーダンサーの美女で 前回もベリーダンサーの妖艶な女性達がボリウッド主題歌で 踊るという非常に嬉しい展開になりました。 今回もベリーダンサーの皆さんが沢山来てくれるかなあ。 ボサノヴァとかじゃなくて、アラブ音楽を聞き続けてて良かった! グラスルーツはこじんまりしててピースでいい店ですよ。 所在地は http://www.grassrootstribe.com/map.html で確認してください。 ============================================================================ さて今回の料理は現在発売中の雑誌STUDIO VOICEで今月号から始まった 僕の料理コラム「バカグリル」第一回「世界内臓祭り!」のために 作った料理「沖縄の中身汁」です。 僕は内臓が大好きで、居酒屋に行けばモツ煮、トルコに行けば イシュケンベ・チョルバwww.popdecute.com/eating/eating_020726.shtml 群馬県大泉町ならフェジョアーダ(ブラジルの臓物と豆の煮込み)、 ポルトガルならコジード・ポルトゲーズ(臓物と野菜のおでん) フランスならブーダンノワール(豚の血を固めたソーセージ)や腎臓のソテー、 シンガポールやマレーシアに行けば肉骨茶(漢方煮)を食べるのですが 4月に行った沖縄では中身汁を飲んできました。泡盛でやられた胃腸も 中身汁飲んでおけば間違いなしです。 中身汁 【材料・6人分】 豚白モツ・400g しいたけ・6枚 万能ネギ・6本 削り節・二つかみ 水・2l 醤油・小さじ2 酒(あれば泡盛)・大さじ2 塩・小さじ1.5 しょうが・ゴルフボール大 レモンの皮・一個分 【作り方】 1.モツを流水でよく洗いヨゴレを取る。大きめの鍋にたっぷりの水(分量外)と レモンの皮、しょうが、モツを入れ火にかける。煮立ったら、湯を捨てて、 新たな水を注ぎ火にかけ茹でる。これを三回繰り返し、モツの脂分と臭みを充分に取る。 2.茹でたモツをザルにあげ、冷水にさらし、残っている脂分を調理用バサミや指で取リ去り、 食べやすい長さ、5〜6cmに切る。 3.しいたけの柄を切り、5〜6mmの薄切りにする。 4.鍋に2lの水を沸かし、沸騰したら削り節を詰めた出汁袋を入れ二、三分弱火で煮だし出しを作る。 5.出汁袋を取り出し、しいたけとモツを加え弱火のまま1時間煮込む。 6.醤油と酒、塩で味付けする。 7.万能ネギのみじん切りを散らし出来上がり。 *モツは何度も茹でこぼさないと臭いです。 この連載「バカグリル」がおかげさまで好評で、沢山の方から励ましの メールや連絡を頂きました。発売一週間なのに既にボイス編集部にカラー化希望って 読者からの葉書が届いたらしいです。まあサラーム通信と兄弟みたいなもんなんで お手元にスタジオボイスがある方は是非ご覧になって下さい。