2003年5月29日

スズキのチュニジア風グリル
Loupe de mer grille a la Tunisienne




サラームアリクム。 まず最初にお伝えしなければならないのは 僕の単行本「とびだせジャパニ! エキゾ音楽ノンストップ紀行」 (双葉社)ですが、6/20発売予定でしたが、諸事情により 7月上旬まで延期をやむを得なくなってしまいました。 問い合わせ頂いた皆さん、申し訳ありません。もう少々お待ち下さい。 もう原稿はとっくに上がっているので... さて引越も一段落しました。 本棚やCD棚やらキッチンラックやら大型の家具ばかり買い 次の引越は4トントラックでも無理な状況になりそうです。 今週末は新居にて和食の腕自慢の友人とエキゾ料理の僕とで料理対決を行います。 すでにギャラリーが10人も集まってしまったので、 とりあえず今回はメンバー募集はしませんが、次回は別のメンバーで やりましょう。インド対アラブとか、トルコ対中華とか フレンチ対ブラジルとか。その際はよろしく。 さてこの二週間ほどはナイスなライブを観ましたよ。 まずフランスのマヌーシュ・スウィングのギタリスト ロマーヌ。非ジプシーながらジャンゴ・ラインハルト直系の ギタープレイを丁寧にスウィングしながら紡ぎ出してました。 CDではプロデュースがイマイチで伝わるモノも1/10程に されてしまっていたのですが、やっぱこの手の音はライヴに 限りますね。生き生きしてて。ゲストでエゴラッピンの良恵さんが 一曲歌ったのもアクセントになったなあ。 ちなみにもう一組のゲスト、バンバン・バザールは我が新居の すぐ近くに事務所を構え、ライブの翌々日に昼間からペンキ塗ってました。 先週土曜はもっと貴重なライヴ。 在日イラン人の葦笛ネイ奏者siaと日本人中東音楽演奏家による イスラーム神秘主義(スーフィー)音楽のパーティー「rumi」@荻窪。 トルコのメヴレヴィー教団の旋回舞踏とその音楽、さらに 開祖ルーミーの詩を朗読したのですが、 200人くらい人が集まってたんじゃないかな。 トルコでは何回か観たことがあるんですが、こんな感じ。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/7761/Trabel_MEV.htm でも日本でスーフィー音楽を聞けるとは。しかも主要メンバーは日本人!  ネイにディレイとかも使ってて生トランシー&ダビーな音が ますます催眠術効果あり。踊りは回転舞踊から途中ベリーダンサーも登場し 映画「注目すべき人々との出会い」で出てくるグルジェフの器械体操を パクッてましたが。 現地での本物の音はここでサンプルが聞けます。 http://www.jvcmusic.co.jp/worldmusic/index.html 二時間以上やってくれてネイの音を満喫しました。 また次回も絶対行きます。 その後荻窪北口にある路上屋台で焼き鳥とビール行くか! と入り。焼きウズラと焼きスズメを食べたのですが、全然美味くなかった。 中央線って妙に物価安かったり、エスニックな店があったりと 独自の文化圏だけど、時々そういう幻想を持って遊びに来る部外者には ハズしも結構多いんだよね。 さらに土曜は青山cayでDATの岩城ケンタロウ君と井上薫君のパーティー floatribeに行きました。ケンタロウ君のブリブリの電子音響はアリル・ブリカ 並みに濃かったっす。それからシークレットゲストでcalmのライヴがあり ラッキー! セカンドにも入って新作でも再演されてる「light years」はやっぱり 名曲ですね。あのメロディーだけでどこか遠くへ連れてってくれますね。 火曜日は横浜でジェーン・バーキン。今回の来日はゲンズブールの曲を アラブ風に再演するという「アラベスク」公演。ジェーンは風邪をこじらせて いたらしいのですが、ステージは完璧。つーかあのヘタな歌をレコードそのままに ヘタに歌いきってるんで、喉も枯れてただろうに。プロだなあ。もしかしたら 歌上手いのかも...。途中昨年交通事故で死んだ甥の作った詞を朗読したり 英語とフランス語をチャンポンしながらステージを進めて、 次々とゲンズブールの曲をアラブアレンジで披露してくれました。 ステージ終了近くなると二十人ほどの女性ファンがステージ前に詰めかけて 花をジェーンにあげてる。多分ファンレターとか入ってそう。 アンコールの最後には名曲「ラ・ジャヴァネーズ」をアカペラ。 なんだ、やっぱり歌上手いんじゃんと納得。 でも十数年聞いてきたこの曲を目の前でジェーンに歌われて 感動でぞくぞくしましたよ。サビなんか歌詞覚えてたから 歌おうかと思ったけど誰も歌ってないので、声を出さずに歌ったんですが やっぱあの場面は大声で歌うべきだったなあとちょっと後悔。 ジェーンの普通の公演なら興味ないし、アラブってことで行ったのに 結局はゲンズブール&ジェーンにやられて帰ってきました。 帰りに寄った横浜中華街のメシも美味かったなあ。 ====================================== さて今回は新しい購読者も増えたので、初心に戻ってアラブ料理です。 白身魚のチュニジア風グリル。何がチュニジア風かというと香辛料と レモンで魚をマリネしてからグリルしてトマトとパセリとオリーブオイルの 酸っぱ辛いソースをかけて食べるのです。チュニジアは地中海だから 魚を使う料理が多いので他のアラブ諸国より日本人には食べやすいはずです。 今回はスズキを使いましたが、タイとかカジキマグロでも美味そうです。 サンマを丸ごとでも美味かったなあ。写真はあんまり美味しそうじゃないけど マジで美味いんですよ。いつか人呼んだ時作ってみようっと。 ====================================== 「スズキのチュニジア風グリル」 【材料・4人分】 スズキの切り身・4枚 にんにく・4かけ・すり鉢でペースト状にする クミンパウダー・大さじ1 ハリッサ(チュニジアの唐辛子ペースト)・小さじ2 レモン汁・1個分 オリーブオイル・60cc 完熟トマト・中3個・皮をむきざく切りに ピーマン・大1個・皮をむき粗みじん切り 玉ねぎ・中1/2個・みじん切り パセリ・2枝・みじん切り 塩・小さじ1と1/2 レモン・1/2 つけあわせ用に ジャガイモ・皮をむいて薄切りに 揚げ油・適宜 1.すり鉢で擦ったにんにく2かけ分にクミンパウダー小さじ1とハリッサ小さじ1、 オリーブオイル30cc、レモン汁1/2個分、塩小さじ1を混ぜ合わせ、魚を加え、 よく漬け汁を塗りたくってからラップして冷蔵庫で20分ほどマリネする。 2.オーブンを180度に熱し、油をひいた鉄板の上に魚を並べ180度で10分焼く。 3.その間、小鍋にトマト、ピーマン、玉ねぎ、パセリを入れ、残りの香辛料 (にんにくペースト、クミンパウダー小さじ2とハリッサ小さじ1、 オリーブオイル30cc、レモン汁1/2個分、塩小さじ1)を加えよく混ぜ合わせ、 中火にかけ軽く沸騰したら火を止める。 4.フライ用鍋に揚げ油を熱し、薄切りのジャガイモを素揚げする。 5.魚が焼けたら皿に盛り、素揚げしたジャガイモを周りに飾り、3のソースを たっぷりかけて召し上がる。 ====================================== 4月に沖縄で買った削り節にカビが生えてしまい まだ2/3くらい残ってたのにダメになってしまいました。くやしい! 本土製の削り節とは比べモノにならないほど濃厚な出汁が出て 味噌汁もそばも中身汁もこれで出汁取ってたのに。 7月に屋久島と鹿児島に行くのでそこで買ってきますが、 それまで二ヶ月普通の削り節しかないのが残念。 誰か沖縄に行く予定のある人、那覇の市場の周りにある乾物屋で売ってるので 1000円分くらい買ってきてください。お願いします。