2002年10月2日

タジン・チュニジアのオムレツ
Tajine, Omelette Tunisienne




サラームアリクム。 現在開催中のフェスティバル・ハルーでアンリ・サルヴァドールと ヤン・ティルセンを観てきました。 アンリ・サルヴァドールは仏領ギアナ生まれで当年85歳、 もう70年以上も活躍してるクレオール歌手です。 まさか日本で観れるとは思わなかったですよ。 一昨年の激シブ・フレンチ・ボサ・アルバム 「サルヴァドールからの手紙」と同様に 小編成のジャズコンボをバックに年齢を感じさせない ソフトなクルーナー・ヴォイスで18曲歌ってくれました。 フランスのフランク・シナトラって感じでしょうか。 カトリーヌやクレール・シュヴァリエもカヴァーしてる エキゾ憧憬の名曲「シラキューズ」が本人の声で聞けた だけで大満足。 今日は台風の中、クアトロでヤン・ティルセン。 映画「アメリ」のサントラをやっていたブルターニュの兄ちゃんです。 一曲目から「アメリのワルツ」で観客の心をキャッチ成功。 ストリングスのカルテットにオンド・マルトノ、ドラム、エレキギター 女性ヴォーカル、男性ヴォーカルなどがバックで、 ヤンはピアノ、アコーデオン、ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアニカ、鉄琴、 ヴィブラフォン、トイピアノと使い分け、時には二つ同時に演奏したりと 芸達者で驚き。実は昨日インタビューしたのですが、 口数少ない人でちょっと困ったのですが、楽器持たせるとこんなに饒舌とは... フェスティバルハルーは明日が最終日でフレンチ・ロリータ歌手の コラリー・クレモンが出ます。場所は渋谷クラブクアトロで午後7時からです。 明日時間ある方は是非行ってみて下さい。って宣伝頼まれてるわけじゃないけど... ====================================== もう一つ宣伝と言えば、前回紹介した東京国際映画祭でのインド映画 「kabhi khushi kabhi gham...」ですが、今週末からチケット販売みたいです。 二回しかやらないし、今回を逃すと次いつ観れるかわからないので 早速チケット買いに行かないと。 東京国際映画祭・アジアの風 『時に喜び、時に悲しみ』2001年ヒンディー映画 210分 ● 10月26日(土曜日) 19:30  渋谷ジョイシネマ ● 10月31日(木曜日) 13:00  シアターコクーン www.tiff-jp.net/ チケット発売は今週土曜日から(10/5)だそうです。 ====================================== 映画と言えば「カンダハール」が注目されたイランの人気監督 モフセン・マフマルバフのDVDボックス発売と新作公開が重なり 彼の作品ばかり続けて6本も観ました。 「カンダハール」、「サイクリスト」、「ギャベ」、「パンと植木鉢」 「サラーム・シネマ」、「アフガン・アルファベット」です。 「ギャベ」は97年にイランを訪れた時に観ていたのですが、 字幕付きで観たのは今回が初めて。なるほどこんな話だったのかと やっとわかりました。イラン映画は「友達の家はどこ」とかもそうだけど 監督や俳優が本人役で登場したり、ストーリーと現実の差がなくなったりして ハリウッドのリアリズムに慣れている人には結構頭に風穴開けてくれますよね。 「パンと植木鉢」は前から好きな作品だったのですが、 今回公開の一般オーディションを題材にした映画「サラーム・シネマ」を観たら、「えっ、アイツは本物の警察官じゃなくて俳優だったのか!」と 開かされる事実に驚きましたよ。 89年の「サイクリスト」で、既に職にあぶれたアフガニスタン難民を 主役にしています。 僕はイランには3週間ほど旅し、ラマダン中だったのでメシは見つからないし ホテルの部屋にまで私服警官がパスポートチェックに来たりもして、 正直あまりいい印象はありません。 でもオレには「悪の枢軸国」とは思えませんよ。 ====================================== チョムスキーの「911」が文庫になっていたので一気に読み、続いて 最新版インタビュー集「ノーム・チョムスキー」も読みました。 「アメリカこそ世界最大のテロ国家だ」とまで言ってますよ。 ついでに、周りにも購読者が多いtanakanews.comの田中宇さんの「仕組まれた911」 も読みました。ネットをソースにした文章なんで、ちょっとアオり過ぎてる ような気もしますが、この人はブロードバンド中毒だけじゃなく 実際アフガニスタンとかパレスチナとか単独で取材してる人なんで、 内容は信じたいですね。 ====================================== さて料理です。今回は豪華に食べたい時いつも行く新大久保のチュニジア料理店 「ハンニバル」のレシピから、チュニジアのオムレツまたはキッシュ「タジン」です。 タジンと言うとモロッコ料理では土鍋で肉や野菜を煮込んだ物を指しますが チュニジアではなぜか卵料理です。まあスペインのオムレツ「トルティーヤ」を 豪華にしたものと思ってくれればOKです。 タジン・チュニジアのオムレツ 材料・5人分 ・卵・7個 ・ほうれん草・一わ・塩ゆでして2センチ幅に刻む ・ジャガイモ・中2個・塩ゆでして皮をむき3センチ角に刻む ・ニンジン・中1本・塩ゆでして3センチ角に刻む ・牛肉・カレー用200g・3センチ角に刻む ・トマトペースト・大さじ1 ・モッツアレラ・100g・すり下ろすか粗みじんに刻む ・パルメジャーノ・レジャーノ・35g・すり下ろす ・ハリッサ(北アフリカの唐辛子ペースト)・大さじ1 ・にんにく・一かけ・みじん切り ・ベーキング・パウダー・小さじ1 ・パン粉・大さじ3 ・オリーブオイル ・塩・適宜 ・胡椒・適宜 ・バター ・大きな耐熱皿 作り方 1. フライパンにオリーブオイル大さじ1をしき、中火にかけ、にんにくを炒める。 2. 香りが出てきたら、牛肉を加え炒める。 3. 肉に焼き色がついたらトマトペースト、ハリッサ、塩、胡椒を加え味付けし火からおろす。 4. 3をさまし、オーブンを180度に熱しておく。 5. ボウルに卵を割り炒れ充分かき混ぜたら、冷ました3、ベーキング・パウダー、 パン粉、モッツアレラ、パルメジャーノ・レジャーノ3/4、茹でて刻んだほうれん草、ジャガイモ、ニンジン、塩、胡椒を加えよくかき混ぜる。 6. 耐熱皿の内側にバターを指で塗りつける。 7. 耐熱皿に5を流し入れ、上から残りのパルメジャーノ・レジャーノを振りかけ、 180度のオーブンで30分焼く 8. 食べやすい大きさに切り分けていただく。 パルメジャーノ・レジャーノとか結構豪華な材料を使いますが オムレツなんで失敗はないでしょう。 この写真は5月頃作った物で、パン粉を入れ忘れたのでほとんど膨らんでません。 そろそろまた作りたいので近いウチ料理大会をしましょう。