2002年7月11日

南インドのナス混ぜご飯
Vanghi Bhath, Riz et Aubergine au Curry




サラームアリクム。 まず業務連絡、明日から留守にします。戻りは24日午前中です! サラーム通信では載せられなかったのですが www.popdecute.com/eating/index.shtml でドイツで食べた料理を載せてます。 結構写真を使ったので是非ご覧下さい。 で今度はイスタンブールとベイルートに行ってきます。 遊んでばかりと思われる方もいるでしょうが、前回は一切休みがなかったし 今回もやむにやまれぬ理由でベイルートに行くのです。 今月のミュージックマガジンを読んで頂いた方にはおわかりのように 最近、僕はますますインド音楽にはまっちゃってます。 でネットを見てたらザキール・フセイン、ビル・ラズウェル、カーシュ・カーレイ、 スルタン・カーンらによるグループ、タブラビートサイエンスが6〜7月に 北米ツアーを行うことがわかり、さらに調べていたら、7月にレバノンのベイルート でライヴをやるというのでこれは何かの縁と急遽行くことにしました。 思えば僕がインドにハマッたのは昨年のザキール公演を体験したからです。 二度目の青山cayで通路脇に座って拍手していた僕の肩に ザキールが手をおいてくれたのが始まりです。 その時は「サラーム君、これからはインド音楽をどんどん紹介してくれよ」という 意味かと思っていましたが、「サラーム君、君とは来年ベイルートで再会することに なるだろう」って意味だったんです。そんなことないって? その上、今回のライブメンバーは昨年、広島聖なる音楽祭でライヴを見て その数週間後に東京でインタビューしたエチオピアの超美人シンガーGIGI、 先日ロンドンで取材したラケーシュ・チョーラシアの叔父 インドのショパンことハリプラサード・チョーラシア、 先日ハンブルグで取材したムサフィールのリーダー、ハミード・カーンの叔父 スルタン・カーン(ジョージ・ハリスンやタルヴィン・シンのアルバムにも 参加してる)、更にクラムド周辺で以前からイランのタハリール唄法を聞かせる 亡命イラン人女性歌手スーザン・デイヒムと超豪華メンバー!  これなら航空運賃13万円は高くないですわ。 まあ北米ツアーに行ったほうがチケット安いのでしょうけど、 アメリカなんて行ったことないし、通じる英語も喋れないし、レンタカーも怖いし 町中でホールドアップされたり、郊外のモーテルの庭に埋められるのもいやだし、 反米テロに巻き込まれるのもいやですからね。 ベイルートは以前から行きたかったんですよ。シリアとヨルダンは行ったことあるのですが、ベイルートは貧乏旅行者には辛そうだったので行ってなかったんです。 でも行った人の話によれば、内戦が終わって11年、街の半分は 内戦の時のまま銃や大砲の穴だらけ、でも残り半分はアラビア語のスターバックスや ヴァージンメガストアがあったりと相当変な先進都市らしいのです。 その上トルコ以上にメシが美味そう。 ブルーノート・ベイルート行ってアラビックジャズでクールに決めるとか テクノとアラビックカラオケの共存する先端クラブとか、すごそうですよ。 でベイルートの音楽フェスティバルhttp://www.beiteddine.org.lb/ ではハレドとハキムとシモン・シャヒーン、 そしてタブラビートサイエンスを見てきますが、 8月にはユッスー・ンドゥールとアラブの至宝ファイルーズ二日連続公演! これは今回見れないけど、いつかまた見に行きましょう。 ベイルートは言葉もフランス語がどこでも通じるというので楽ちん。 そんなわけで12日から23日までまた日本を留守にしま〜す。 飛行機はトルコエアでイスタンブールに行き帰りで合計3泊します。 これを読んでる旅の友人達、4年半ぶりのイスタンブールですよ! アリババやベリババ、トウファンにホテルアヤソフィアのオーナーに 会えるかなあ! イスタンでもイスタンブールジャズフェスティバルhttp://www.istfest.org/ というのがやってて着いた晩にAntibalasが見れそうです。 てな案配で今回は自慢話に終わってしまいそうですが、 まあ時節柄色々ネタ拾ってきますので、雑誌掲載ご検討よろしくとの 営業メールでもあるわけです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - さて今週の料理は南インドの混ぜご飯です。 インド料理とはカレーとは言っても北と南ではずいぶんと違います。 日本で食べれるタンドゥーリチキンにナンやチャパティなどは 小麦の文化圏である北インドの料理です。 南はお米とスパイスの文化圏なので、今週の料理のような チャッと片手間で作ったぶっかけメシみたいのが多いですね。 お米の替わりにオートミールみたいなものや、デュラセモリナ粉の ダマ(ほぼクスクス)を使うと、南インドの典型的な朝飯に なります。南はベジタリアン率が高いのですが、そうとは思えないほど デブなオヤジにばかり会いますね。 ============================================================================ ヴァンギバス(南インドのナス混ぜご飯) 【材料】 ナス:300g バスマティ米:250g 無塩バター、またはギー:大さじ4 カシューナッツ:100g 青唐辛子:5本 ショウガ:15g カレーの葉:4枚 シナモンスティック:1本 クローブ:6個 シナモンパウダー:小さじ1/4 クローブパウダー:小さじ1/4 ココナッツフレーク:25g 玉ねぎ:150g ローリエ:2枚 マスタードシード:小さじ1/2 クミンシード:小さじ1/2 ひよこ豆:大さじ2 塩:小さじ1と1/2 ターメリックパウダー:小さじ1/2 【作り方】 1:お米を炊いておく。 2:ナスを4センチ角に切り、塩水を入れた大きなボウルの中に入れアクを抜く。 3:ショウガ、玉ねぎをみじん切りにし、青唐辛子は細切りにする。 4:中鍋にギーを入れ、中火で熱します。ひよこ豆をいれ、素早く マスタードシードとクミンシード、シナモンとクローブを加えます。 5:マスタードシードがはじけたら、カシューナッツ、青唐辛子、しょうが、 玉ねぎを加える。 6:玉ねぎが色づいてきたら、茄子、塩とターメリックパウダーを加える。 ふたをして、時々かき混ぜながら10分程炒め煮する。 7:ナスに十分火が通ったら、シナモンパウダー、クローブパウダー、 ココナッツフレークを加える。 8:ご飯を加え、火を止めて、よく混ぜ合わせたら出来上がり。 明日出発なのに、まだ長い原稿が一つ残ってます。 もちろんあちらからも原稿入れますよ。ibookとデジカメとフロッピードライブを 持って行って、原稿や写真データはフロッピーに落として 地元のネットカフェからメールするんです。 以前の旅行では電化製品なんてコイル式湯沸かし器と超小型ラジカセくらい だったのに、今はibookとデジカメとフロッピードライブ、一眼カメラ、 一脚、ディスクマン、MDレコーダー、ポータブルスピーカーなど 機内持ち込みのメカばかり増えてますよ。 荷物に縛られるようなったのは歳取ったからでしょうか。 でも出来ることは圧倒的に増えて、僕は今の旅行のほうが断然楽しいですよ。 イスタンブールは日本語環境あると思いますが、レバノンはどうでしょうか? 急ぎのメールはsalamunagami@hotmail.comあてにローマ字(半角ね)でお願いします。 おみやげはスモークアンチョビと白チーズ、パステルマに 黒オリーヴを予定してます。 では行ってきます!