「Les hommes qui passent...通り過ぎるオトコ達」
ボルネオ島サラワク州イバン族の村にて。朝7時過ぎに起きだすと、広場に籐の長い王冠をかぶった妖怪面の爺さんが長い吹き矢を持って現れた。イバン族のたしなみ、吹き矢の時間だ。広場の真ん中に置いた段ボール箱に狙いを定めて、力強く「フッ」と息を吹き込んだ。だが矢が飛ばない。矢尻が太すぎて筒に詰まってしまったのだ。これにて吹き矢は中止。籐の長い冠をかぶった吹き矢担当の爺さん。人間離れした目がちょっと怖い。