9 Best Breakfast I Ate in 2019

Best Restaurants、Best Placesに続き、今度は2019年に食べた最高の朝食をいくつかリストアップします。

Villa Taraça Romantik Otel, Alacati

まず一番トップに挙げたいのはトルコ、エーゲ海のリゾート地アラチャトゥで泊まった宿の朝食。Booking.comで10点満点が付いていた宿です。トルコの宿はサラダからオリーブ、卵料理、チーズ、パン、ジャム、ケーキ、フルーツ、ジュースにお茶にコーヒーとなんでも並ぶのが基本だけど、大抵はブッフェ形式。ブッフェは悪くはないけど、こちらは美しい料理をサーブされたいワケで。一人前ずつセットが運ばれてくるとそれだけでプラス1点したくなる。
この宿の朝食はとにかくパーフェクト! 野菜サラダもチーズもジャムもトマトペーストも全てが小盛りなのに、いつのまにかテーブル一杯まで運ばれてきて、チャイもグラス半分くらいになると、すぐに気づいて継ぎ足してくれる。そんなだから、朝にテーブルについても、なかなか立ち上がれず、気づくと正午すぎくらいまで朝食の席にいた。とにかく、トルコには30年間、30回以上も通いつめてきた僕の、トルコでNo.1の朝食はここです!

Clarion Collection Hotel Folketeateret

次に挙げたいのは意外なことにノルウェー・オスロで7泊したホテルClarion Collection Hotel Folketeateretの朝食ブッフェ。フェスティバル会場での食事が多く、昼も夜もブッフェが続いたオスロ。そういう場所ではヴィーガンやベジタリアンに対応していて、オリーブオイルと緑黄色野菜を使ったイタリアン〜地中海料理が中心なのだが、正直マズイ
まず塩が足りない。これは北国で汗をかかないので塩分が必要ないためのとのことだが、塩が足りないとやっぱりマズイよ。
次に冬の始まりで気温が低いため、ラザーニャもスパゲッティーも白米も全てが冷たい。冷たくて塩の足りないスパゲッティーやピザやサラダはいくらビタミンが足りてても僕は駄目だなあ。
そんなランチ&ディナーに対して、朝食は嘘のように充実してた。サーモン、ハム、チーズ、ジャム、パン、ピクルスなど、北欧の伝統的な保存食がどれも猛烈に美味いのだ!7日間、毎朝、真っ暗(8時過ぎてやっと夜が明ける)な朝食サロンに来るのが本当に楽しみだった。スモークサーモンやスモークサバはたっぷり買って帰りました!

Charlotte Menora, Warszawa

ポーランド料理も2019年に出会った美味しい料理だ。ワルシャワで滞在していた宿の朝食も下に紹介するけれど、それをパスしてでも来る価値があるのがフランス式のペストリー兼カフェのCharlotte Menoraだった。元ワルシャワのゲットー内のユダヤ料理店だった場所を改装したため、メノラーというユダヤ系の名前が付けられてる。朝食メニューは数あるが、パンと自家製ジャムやマーマレード、チョコスプレッドや蜂蜜食べ放題のセットが素晴らしい。僕は普段はパン(炭水化物全般)はあまり食べないのだが、ここはラズベリーのジャムをたっぷり塗っていくらでも食べてしまえる!

Lapland Hotel, Tampere

フィンランド・タンペレでは予約の手違いがあり、6日間で三箇所のホテルに滞在した。一泊だけしか出来なかったLapland Hotelの朝食ブッフェがこれまた最高だった。フィンランドの伝統的な保存食に、今どきのひねり! 例えば血のソーセージ、コケモモのジャム、ドイツトウヒ(クリスマスツリーの木)の若芽のスムージー! 隣のレストランDabbalとともに、タンペレいつか再訪することがあれば、宿はここに決定!

Hotel Warszawa, Warszawa

ワルシャワでは新装開店したHotel Warszawaが素晴らしかった。実は2019年5月には村上春樹がここに泊まっていたそうだ。朝食はブッフェではなく、一人ずつ長いプレートにのって運ばれてくる。ただ、滞在中は昼も夜も食べ歩いていたので、朝はあまり食欲がなかったのが残念。2020年にもポーランドを訪れる予定だが、料理も音楽も取材が沢山で、また食べ歩きすぎて、ここの朝食を楽しむ時間なんてないのだろうなあ……。

Sheraton Grand Resort, Danang

Mariott/Sheraton系列のホテルは朝食ブッフェが素晴らしい。ダナンで泊まったここは、下に取り上げたインド・コーチンで泊まったMariottと同じフードスタイリストがコーディネートしているのでは。サラダ、フルーツ、コンティネンタルなハムやチーズやパンに加えて、わざわざ小さな屋台をサロン内にこしらえて、専門の係がフォーやブンやバインミーやベトナムコーヒーを作ってくれる。地元の屋台に行く時間や余裕のない旅行者にはうれしい演出だ。

Kochi Mariott Hotel, Cochin

年始に泊まった南インド、アラビア海に面したケーララ州コーチ(旧名コーチン)の宿の朝食ブッフェ。上のダナンと同じコンセプトで、コンティネンタルだけでなく、インド料理、しかも地元の屋台スタイルを取り入れている。什器やインテリアのデザインも同じ。マリオット系列やるなあ。そしてインド西岸のアラビア海だけにアラブ人観光客が多く、ホモスやババガヌーシュやタッブーレなどアラブ料理のサラダや前菜も目立った。

永和豆漿大王、Taipei

台湾だけはストリートフードの朝食。たまたま泊まったホテルに朝食が付いていなかったのが逆にラッキーだった。町の小さなお店で豆漿をいただいた。日本でも再現出来るかな。

そして、最後は以前から行きつけの朝食レストラン

Dün, istanbul

イスタンブル・カドゥキョイ地区のモダにある朝食カフェのDün(昨日)は、ここ5年くらい通っている。小さなセットから二人でも食べきれないセットまで種類も豊富。チーズやオリーブやサラダや蜂蜜、そしてパンまでいつ食べても美味しい。


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