Finally, Gully Boy in Chiba

ボリウッド初のストリートヒップホップ映画『Gully Boy』観てきた。市川妙典イオンシネマ満席!内容は本当に素晴らしい!

ムンバイの空港近くに広がる、世界最大のスラム街で、生まれや環境に失望しながらも大学に通う主人公が、ラップを通じて自分自身に向かい合い、自己実現していくサスセスストーリー。

ゾーヤー・アクタル監督とファルハン・アクタル&リテーシュ・シドワニ(Excel Entertainment)はいつも今のインドの人々の心やヴァイブスを伝えてくれるが、今回はハンス・ロスリングの『ファクトフルネス』で言うレベル2からレベル3に向かうスラム街の人々暮らしをリアルに描いている。

何より音楽。主演のランヴィール・スィン自らのラップ、昨年Womexで出会った若いラッパーMc Altaf(Ta Dhoom Project)をはじめとするムンバイのラッパーたち、そして一世代上のカーシュ・カーレイやラグー・ディクシットたち。

いやあ、思い出すと、どのシーンも、どの音楽も、どのセリフも素晴らしい!
とにかく、あと何回でも観にいきたい! 

ハリウッドからはすでにウィル・スミスがラブコールを送っているし、来年のアメリカのアカデミー賞の外国語部門、これが取れなかったらオカシイよ!

そして、ランヴィールは正月にもう一つの主演作品でモテモテアホアホオーラ全開の『Simmba』も観たけど、こんな地味で自信なさげな役も出来るとは!

Spaceboxさん、『バジュランギおじさんと小さな迷子』の次に日本公開すべきはこれでしょう!(もちろん『Padmaavat』も待ってます!)

映画についてもっと詳しく知りたい方は、インドのヒップホップやロックに詳しい軽刈田 凡平さんのブログをぜひ、お読み下さい。

http://achhaindia.blog.jp/archives/15220180.html

これを機会に、僕のJ-WAVE OrientalMusic Showでも『Gully Boy』をはじめとするインドのヒップホップ特集やりますのでお楽しみに!

こちらは正月のインドで大ヒットしていたアホアホ映画Simmba
こちらは日本公開が噂される『Padmaavat』
こちらはランヴィール自ら歌うコンドームのCM
ファルハン・アクタルとゾーヤー・アクタルと言えばこれもいいねえ。
僕のFuji Rock DJのアンセムの一つww
これもファルハン・アクタルが監督だしねえ〜!

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