前日はレセプションを23時前に抜けて宿に戻り、朝までぐっすり寝ることが出来た。時差はこれで超えたかな?
朝飯は写真のとおり、一人前とは思えない量。しかも自然の厳しいアナトリアらしい保存食系が中心。
Esmerineやハッカンたちと食事をしていると、隣の芝生のところでオレンジ色の服を着たララージが座っていた!
その場でインタビューを申しこむと、「その代わりに私のハイレゾ写真を撮って、ヨーロッパのエージェントに送って欲しい」とのこと。そんなの喜んで!
というわけで、1990年代以来、約20年ぶりに日本人によるララージのインタビューが取れました。新作はWarpから出るというから帰国したら、僕の原稿をBeatincに売り込まないと!
彼にインタビューしていると、エスマが一人でやってきた。彼女に連れられ、近くの宿に泊まっているバンド、insanlarを訪ねた。すると、メンバーはOrient Expressionsのサズ奏者で、以前も二度会っていたジェム・ユルドゥズと、以前から会いたかったトルコの人気DJ Baris Kだった。CDアルバムがまだ出ていないので、メンバーまでチェックせずにいた。二週間前に東京で会ったフランスのDJデュオ Acid Arabももうすぐ発売されるアルバムでinsanlarがゲスト参加している!と自慢していたけど、やっぱり知り合いがぐるぐる回ってるよ(笑)。エスマの車でギョレメに向かい、昨年知り合いになったレコード店のイドリスを訪ね、コーヒーを一杯いただく。
エスマに宿まで送ってもらった後、フェスの受付でプレスパスを手に入れる。
夕方5時からのララージ公演はホテルから歩いて5分ほどの1500年前のキリスト教徒の隠れ家だった場所。石のアコースティックが良さそうだ。
そして、22年ぶりに聴いたララージ。基本的にはエレクトリックツィター+エフェクターのセットで、30年前から同じなんだけど、楽器の作りもエフェクターの精度も格段に上がり、(ipadのシンセも使っていたし)そして彼の演奏も深みを増していた。ゴングだけの曲、カリンバだけの曲、声だけの曲、すばらしい残響のせいもあって、ジワジワと身体に効いた。
日本では90年代以降、全く活動が紹介されることがなかったが、彼はニューヨークのニューエイジ〜ヨガのシーンでは長年活躍してきたらしい。
続きはどこかの原稿で!
6時からは歩いて10分ほどの野外ステージでEsmerien +ハッカン。カナダとカフカス〜トルコが混じったペンギンカフェのようなチェンバーロック。9拍子になるとやたらと客席が盛り上がるのがトルコ人らしい。
夜8時からBabylonでハッカンとアイリンがDJするというので、ひとしきり彼らのDJを聞き、一旦宿へ。
22時からのバンドを観るため、シャトルバスに並び、10分かけてギョレメへ。
あれ、防備録のつもりで書き始めたら、結構きちんと書いてしまってる。いかんいかん、これを帰国後のネタにして、現金化しないとならんのだから(笑)。