R.I.P. Maalem Mahmoud Gania Passed Away.

モロッコの黒人系トランス音楽グナワを代表するMaalem Mahmoud Gania が昨日亡くなりました。1951年生まれとのことでしたから、64歳でしょうか。
僕は2000年?に広島で行われた「世界聖なる音楽祭」、2005年、2007年のモロッコ・エッサウィラの「グナワフェスティバル(Festival D’Essaouira Gnaoua & des Musiques du Monde)で三回だけ、演奏を聴く機会を得ました。他のマーレムよりも黒人音楽〜アフリカ音楽色が濃く、バイーアのカーニバルやジャマイカのナイヤビンギ、フェラ・クティのシュラインでの演奏やロバート・ジョンソンのレコーディング(当然どれも目の前で聴いたことはありませんが)はこんな感じなのではないか?と黒人音楽は素人ながらも思い、鳥肌が立った覚えがあります。
グナワフェスティバルも来年で20周年を迎えます。また一人、20世紀の音楽を支えた巨人がこの世を去りました。ご冥福をお祈りします。

この写真は2007年のグナワ・フェス初日の大行進でのマフムード・ガニアです。この頃はまだ一眼レフを持っていなかった………一眼レフ持って、もう一度グナワ・フェスに行きたい気もしますが、もう既に三回も行っているので、他の国の他の音楽フェスに行くべきかなあ。

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こちらの写真は2005年のグナワ・フェス、メインステージでの演奏。客席の女性たち、特にオバチャンたちが次々とトランス状態に入っていって、警備員が身体を支え、娘たちはトランス状態になった母親をを羨ましそうに見ているのが興味深かった。(いずれにせよ、今の一眼レフを持ってこの場にいたかった!)

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そしてこちらは2014年のライヴ演奏映像。この頃はまだまだ元気そう。


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